「返還後十年」を迎えるマカオの憂鬱
2009.06.23(16:01)
2009年6月20日(土)発売の最新号「フォーサイト(FORESIGHT)2009年7月号」で、4ページに渡ってマカオの記事が載っております。朝日新聞台北支局長の野嶋剛氏による今年中国返還10周年を迎えるマカオの政治と経済についてのお話です。

今まではマカオの経済記事と言えば、新しくオープンするカジノやホテル絡みの記事が多かったのですが、返還10周年を迎える今年は、行政長官がかわることもあり、政治絡みの記事が増えそうです。
今年12月で任期満了となるマカオ特別行政区の行政長官選挙に、崔世安・前社会文化官(52)が立候補を届け出ています。
立候補に必要な選挙委員会委員(300人)のうち50人以上の推薦ですが、既に286人の推薦を受けており、対立候補もないため当選が確実となっている状況です。
選挙は7月26日に行われ当選後に中国中央政府(国務院)によって任命されます。
マカオ特別行政区の行政長官の任期は5年。
返還以来行政長官を2期10年勤めていたエドモンド・ホー(何厚鏵)は、返還前から全国人民代表大会のマカオ代表の一人に選出され常務委員にもなり中央政府との強いパイプを持つ親中派と言われていましたが、新行政長官就任予定の崔世安もエドモンド・ホー(何厚鏵)以上の親中派と言われています。
毎日午前は北京で会議をして午後はマカオで会議なんて揶揄されるぐらいです。
マカオの今後が香港への見せしめとなる可能性が高いため、返還10周年を迎え新しい行政長官になる今年、そして一国二制度の今後の行方に注目が集っています。
フォーサイト(FORESIGHT)
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/
朝日新聞で思い出しましたが、朝日新聞(全国版)の朝刊に、マカオ観光局が6月2日から毎週火曜日の文化欄に、「マカオ・南蛮渡来の世界遺産」をテーマにした連載記事を載せています。
朝日新聞を取ってる方は、チェックしてみてはどうでしょうか。
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