ビバマカオが成田便休止、日本人客わずか
昨年末に鳴り物入りで就航したビバマカオのマカオ〜成田定期チャーター便が、乗客不足で一時ストップしていることがNNAの調べで分かった。
ビバマカオのマーケティング部はNNAの取材に対し、「今は飛ばしていないが、春節前の1月末から再開する予定」としている。また、購入先については「パッケージ旅行扱いとなるため、旅行会社を通す必要がある。現在は日本の旅行会社(エイチ・アイ・エス、近畿日本ツーリスト、阪急交通社)3社のみで購入可能。香港・マカオでの取扱旅行会社は今後決定する」と述べた。
同社は2007年12月15日から週2便で同便を就航。当初はキャンペーンとして、3月29日以前に出発の便を往復888マカオパタカ(1万2,932円)と破格の値段で売り出したが、思うように客足が伸びなかったようだ。
■日本からの申し込みは「わずか」
エイチ・アイ・エス新宿本店・アジア担当はNNAの取材に対し、「今は便がないため、取り扱いはない。ビバマカオ側が主催旅行のみ可としているため、基本的に航空券と宿泊先などを含んだパッケージ旅行のみとなる」と答えた。またエイチ・アイ・エス香港支店に問い合わせたところ、同便の取り扱いはないという。
阪急交通社広報部は「12月15日から1月9日までは便があったので3泊4日のツアーを販売しており、わずかに申し込みがあったようだ。(便は)1月末に再開すると聞いており、条件が合えばまたツアーを組みたい」と述べた。
近畿日本ツーリスト広報部は「同社では扱っていない。他社の間違いでは」と回答した。
現在、同便は春節休暇に合わせ運行するなど、マカオ人の日本観光の足としての役割が大きく、日本からのインバウンド客誘致を促進するものとは言い難いようだ。マカオ入境客は、中国本土からが半数以上を占めており、世界遺産を好む日本人観光客は、カジノだけに頼らない観光を推進するマカオ政府としても誘致したいところ。政府とビバマカオの連携によるPR強化が求められている。
出典:アジア・欧州経済情報-NNA Global Communities
現状数社のみが席を販売できる状態で、パッケージとしてのみ販売可能であれば、いくら政府とビバマカオの連携によるPR強化をしたところで意味がない。
新しいホテルが建ってマスコミにも大きく取り上げられるようになったとは言え、日本人マーケットに限らずマカオの観光業界その物が急激に増加しているマカオへの旅行者を受け入れられる体制になっていない。
マカオのガイドはライセンス制で、香港とは違い学校にいって学ぶ期間が必要になります。
ガイドの人数が不足し、ドライバーが不足し、繁忙期にはレンタル代が高騰する車・バス代、これらを考えると「パッケージツアー」という形を取っている限り、現地費用がかさみ「バジェットエアー」としての利点を全然活かせない。
また数社のみ販売可能なパッケージツアーという形態では、発売当初でこそ目玉商品として旅行会社の努力次第で安い価格設定で販売できるかもしれないが、現地費用がかさむことを考えると旅行費用とマカオというデスティネーションのバランスから言って成田発というマーケットの大きさすら活かしきれてないのではないか。
ビバマカオが直販できる体制が整って初めて、政府とビバマカオの連携によるPR強化が生きてくることでしょう。そして「地方発」ではなく「成田発」である優位性も、パッケージツアーやホテルと航空券のセット、または航空券のみと旅行者が自由に選択できるようになって初めて発揮されることでしょう。
春節(旧正月)休暇に合わせ運行とありますが、旧正月期間のマカオのホテルは「時価」の上確保が難しい状況です。
これを根付けして商品化しても、日本発のパッケージツアーは散々な結果になることは目に見えてます。
色々言いたいことは山ほどありますが、早い話が
とにかく非常に残念なニュースです。
ということです。

ビバマカオ/非凡航空(ZG)
2007年12月15日から
<水・土> 成田発 21:00 マカオ着 01:20+1
<水・土> マカオ発 14:50 成田着 20:00
公式サイト:http://www.flyvivamacau.com/jp/
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