マカオ航空 倒産の危機!?
昨日、中文紙でマカオ航空が巨額の負債を抱えて破産寸前という記事を目にしてから、香港紙やマカオ紙、その他中文紙の記事を探してたのですが、今日になってどの中文紙にもニュースが出てきました。
このニュースをいち早く日本語で発信しているメディアがありました。
以下、NNA.ASIAよりの引用です。
マカオ航空倒産の危機、原油高・中台直行で
日本への定期直行便も運行しているマカオ航空(エアマカオ)が倒産の危機に直面しているようだ。原油高で赤字が急拡大しており、大株主の中国国際航空をはじめ、マカオ政府などその他株主は今月中に事業を清算するか、資本注入するかを協議する。
その株主は下記
株主は◇中国国際航空(出資比率51%)◇ポルトガルのフラッグ・キャリア、ポルトガル航空(同20%)◇「マカオのカジノ王」ことスタンレー・ホー氏率いるマカオ旅遊娯楽公司(STDM、同14%)◇台湾系のエバー航空のマカオ子会社(同5%)◇マカオ政府(同5%)◇その他(同5%)――で、主要関係者は月内にも集まる見通し。マカオ航空は10日、中国国際航空と中央政府の民航総局が支援姿勢を示していることを明らかにした。
北海道、名古屋、福岡、沖縄へも定期直行便はなくなるでしょうね。
マカオ航空は1994年9月設立、95年12月に最初の便を台湾へ就航させた。日本へは昨年7月に大阪(関西国際空港)へ直行便を就航、今月28日には東京・羽田へ定期チャーター便を飛ばす予定だった。今年後半をめどに北海道、名古屋、福岡、沖縄へも定期直行便を運航したいとの意向を示していた。
全文は、こちら
7月28日から羽田-マカオ間をプログラムチャーターで就航予定でしたが、それどころではなくなりました。
ただ関空便のデイリー化は予定どおりですのでご心配なく。
実妹との争いも裁判所が棄却したことにより、IPO価格も決定して、いよいよ上場目前の御大(カジノ王)に是非頑張っていただきたいところ。
あくまでも個人的な見解ですが、倒産はないと思いますが、今までのような拡大路線には「まった」がかかるでしょうね。
それどころか採算の取れない路線はバッサリきられるでしょう。
それが関空線でないことを祈ります。
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